あなたの帰りを待ちわびて

Rocket2005-11-22

ワタシは待っていたのです
毎日毎日想いを馳せておりました
ついについに本日、ミーのカーが
キレイになって帰ってきたのです
嗚呼、やっぱりあなたがスキです


ついでになかなか都合が合わずに行けなかった手芸店へ
随分と経ってしまったけどサイケでイカシたシャツのボタンを買いに


そのシャツのボタンはそこで買おうと決めていた
老夫婦の営む手芸店
ドアを押して入ると二人はテレビで大相撲を見ていた
デッドストックなボタンとシャツの柄を合わせ
思考を巡らす
赤いのにしよう
赤に黒のラインの四角いボタン
箱を開けて数を数えるが2個足りない
あーら困った


もう15分は経過した頃だろうか
「いらっしゃ〜い。ボタンですか〜」
とおばあが。
放っておいてくれてるもんだとばかり思っていた
どうやらそうではなく、気が付いていなかったようだ
おばあはベージュのとっくりセーターにスカーフを首に結んで
ワタシはパープルのタートルネックセーターにスカーフを結んで
「このボタンが欲しいんですが、2個足りないんです」
おばあは色々と他の赤いボタンを
「これはどうかしら?うーん・・・じゃあこれは・・・」
微妙なペアルックの二人の結論は
「袖のボタンは小さいサイズの方にする」
そろばんで計算。お会計1428円也。総額表示って何?ってことのようです。
おじいは黒いダウンジャケットを着て微動だにせず相撲を見ていた。


H嬢の喫茶店で紅茶を飲みつつボタンつけ
Aちゃんはかぎ針でコースターを編んでいる
黄色いポットの下にも手編みのマット
H嬢曰く「思い出し思い出し編んだ」それはおぼこい可愛らしい仕上がり
嗚呼、猛烈に編み物がしたい
マフラーだ帽子だポンチョだストールだ
編みたい編みたい時間が欲しい


ヒザシ氏が「二等兵」であることを知り
非常に納得する