せっかくお誘いいただいたのに
おかあさんからのお誘い。
「明日お休みでしょ?お昼をご一緒しませんか?」
小さな湖のほとりのレストランで昼食を。
今頃は対岸の桜が満開でしょう。
ああ、それなのに。
明日もまた休日出勤なのです。
親子のおしゃべりは尽きないものなのにね。
いつだって。
最近めっきりテレビを見ません。
でも欠かさず見ているのが
チャンネルNECOで放送中の「喪服の訪問者」
石井輝男の71年のテレビドラマ。
団令子がかっこよすぎる!!
過去のあるミステリアスな女。
ときに清楚な未亡人。ときにやさぐれ女。
長いまつげの上目遣いで男の肩に抱き寄せられる。
その眼には、してやったりの色を浮かべて。
少女時代はキャスケットにスリムジーンズ。
キャバレー勤めは赤いミニのワンピース。短い前髪にストレートロングの髪。
高級クラブにお勤めの時はシックなカルダン風のドレス。
未亡人の現在はハイソなパンタロンスーツにボブヘアー。
はあ、こんな女に憧れる。悪女ってステキ。
思い出したかのように、というより完全に思い出してライターの手入れなんてしてみる。
行きつけのバーの方から毎年、誕生日にいただくライター。
ZIPPOがつかないな、と思って。説明書を確認すると、どうやら芯をペンチで引っぱりだして
切るようですね。ペンチなんてないよ。とはさみでチャレンジ。見事失敗。
一人暮らしで初めて「男手」の必要性を感じた本日。
もう一つのオイルライターもなぜかつきません。
どうして?