長距離運転手はすわ孤独か

60’s ビート・ガールズ・コレクション : GSエイジのマドンナたち

本日、朝起きてから20時間くらいになる。
今日は仕事が終わってからH嬢とお約束。
半ば強引に取り付けたお約束。


どうしても、行きたかったのです。
あのお店に。
先月、たまたま通りかかったら、なんとそのお店は今だ健在。
ワタシ達がまだほんの小娘の頃に通っていた古着屋さん。
その時はのっぴきならない用事があったため挨拶だけして帰ったので。
どうしてもどうしても行きたかったのです。


色々と年月を感じさせる変貌ぶり。
商品は客が選ぶのではなく、店主が服の山の中から客に合った商品を探し出して
すすめる対面接客方式に変更を余儀なくされている。
だが店主の昭和国産古着、60年代、GSに対する溢れる愛はそのまま。
「これどうだ?」とすすめてくる商品のセンスも衰えず。
おかげでワンピース5着、ベルボトム1本お買い上げ。
店主と交わす会話も変わらず「GS」について。
どうやら、キャプテンズをTVで見たようだ。
「あの、アーミールックのやつか?なかなかルックスはよかったな。」
ですって。
帰り際「また来いよ。欲しいの探しとくから」
とりあえず、ベルボトムのオーバーオールをお願いして帰る。


「あれは何かね?店と呼べるのかね?」
あのお店は「お店」というよりも、店主の個人コレクションを見せてもらって
気に入ったものがあれば交渉して譲っていただく。
こう表現するほうが正しいかもしれない。
万人には開かれていないお店。
そう考えれば、ありがたいお店のように思えてくるな。


帰りに二人で寄ったお店は、マスター、バイト君でザ・キャプテンズが最高の盛り上がりをみせている。
楽しくおいしくしていたら、おすすめ献立の黒板に「八月のオリジナルカクテル」ですって。
タイトルは「夕焼けサンドビーチ」!!!!
何も知らない人々が
「すいませーん。夕焼けサンドビーチ下さい。」
なんて言ってるのねきっと。
残念ながら、ワタシ達のいる間にオーダーは入らなかったけど。
今度飲みに行こう。「夕焼けサンドビーチ」