短く四角い哀しさと確認の実感

60’S キューティ・ポップ・コレクション~サイケデリック・タウン・エディット
遅い帰宅はいつものこと。
洗濯機は回る。
昨日の戦利品を洗うの。
昨日の古着屋の店主曰く
「これはテンプターズファン、これはタイガースファン、これはカーナビーツだな」
なワンピース達を洗う。
洗い上がるとエマールの香り。
それをベランダに干して・・・いつの時代?な洗濯物が風に揺れる。
その可愛い者達を着るのが待ち遠しい・・・


明日はおめかししてお出かけなの。
マニキュア塗りましょう。
仕事の関係で普段は塗らないから。
塗るってだけでウレシイ。
明日は特別ですよーって。
さあさ、どれにしようかしら。
あんよに合わせてピンクかしら。
お気に入りのピンクのやつ。
SHISEIDO S&Coの。
キラッキラのネオンピンクにラメがたっぷり。
冬に買ったというのにもう三分の二使ってる。
お気に入りなのねえ。
労働者の短い爪にそれを塗るだけで・・・
ほんのひとときのお楽しみとわかっていても・・・


ああ、片山ブレイカーズ
あいつら、罪な奴らだねえ・・・
こんなに狂わせちゃってさ・・・