夜をまきもどせ!!

有楽町より新宿へ
紅布にて
田淵純リサイタル&岸野雄一監督の映画上映会
見過ごせる筈はありません


まず監督挨拶と映画の上映
「夜をまきもどせ」は2年程前に撮影されたそうで
そもそも、映画のタイトルがあり、その主題歌として作られたとの事。
映画の完成より先に、田淵氏のヒットソングとして知られていたのです。
短編であるこの作品は男女のいいこと嫌なこと人間の小さなおかしさ
いろんなことがムードにまとまった作品でした。
伝わりづらいが解る人にはわかる私的な説明
ムー一族」や「寺内貫太郎」なんかで
前半はいつものようににぎやかにおかしくて
中盤で誰かが家出しちゃったり、暗い過去がばれたりして
最後は「誰だって色々あるんだ!!」とまとまって
屋根の上や窓辺でギターを弾いて歌う
心がほんわか温まって終わる
こんな感じです。


さあさあ
いよいよリサイタルが始まります。
マンボっぽいシャツやGS風のジャケット
アンコールのサイケなベストとパンツのセットアップ
さすが衣装もステキです
何を歌っても聴かせます
彼の歌う「からっぽの世界」は綺麗でからっぽさが澄んでいます
「シュビデビで行こう」「赤く赤くハートが」等GSナンバー
はウキウキ(そしてハラハラ。誰もが心の中で応援すること必至)
おしゃべりはファンシー。いやファンタジー
「確認と反省」のエピソードは爆笑。
最後はもちろん「夜をまきもどせ」
みんなで腕を廻してね。


銀座に新宿
こいつはまるで歌謡曲
「まきもどせるなら まきもどしたーい」
一日なのでありました。